動物救護施設の支援ボランティアに行って来ます。
会社の理解・協力もあり、ボランティア休暇の申し出をしたところ、快く送り出していただけることになりました。
福島県田村市にある、にゃんだーガードという、動物救護施設の活動支援で、24(火)早朝から25(水)夕方までの1泊2日の予定で行って来ます。
活動が、火曜日の早朝からということもあり、23(月)の夕方に群馬を出発し、郡山市のビジネスホテルに前泊をする計画です。
にゃんだーガード → http://nyanderg.web.fc2.com/
昨年の5月には、福島県福島市のあづま総合体育館に設置された、避難所の運営支援ボランティアに8日間行かせていただきました。(その様子は、左サイドバーのカテゴリー「ボランティア」からご覧いただけます)
そこで、今回は、人への支援ではなく、東日本大震災により、被災された多くのペットたちを収容し、世話をしている施設のお手伝いがしたくて、申し込みました。
にゃんだーガードがある、田村市大越町は、郡山市から40㎞ほど東の場所で、福島第一原発まで、約50㎞の地点となっています。
当然のことながら、放射線量も気になるところですが、福島県が測定公表しているデータを見ると、関係各所の空間線量測定値は、次のように出ています。
<1/22 の空間線量測定値>
前泊場所付近 → 「郡山合同庁舎」 0.54マイクロシーベルト/毎時
活動場所付近 → 「田村市役所」 0.12マイクロシーベルト/毎時
今回、支援ボランティアに出掛けるにあたり、多くの方々から、あたたかい支援をいただきました。
活動支援金として、総額で19,200円もの募金をいただくことができました。
みなさんのお心を、しっかりと届けてきたいと思います。
<募金協力をいただいた皆さん>(敬称略)
【社内】 M.Y K.K C.K H.S N.K K.N
【友人】 ファ めぐ ディ アッ パ ドン もっ てん
現地での活動の様子は、スマートフォンにて随時アップしていく予定です。
以前も書きましたが、被災地にボランティアに行くことが、立派だとか、すごいとか、思ったことはありません。
ボランティアの基本は、「できる人が、できることを」です。
自分は、たまたま、休みがとれただけで、単なる物好きなのかもしれません。
日々、被災地のことを忘れず、気に掛け、「ふと募金箱を見かけたときに釣り銭を入れる」、「日々の生活の中で意識して節電を心掛ける」、「見聞きした被災地の様子や頑張っていることを人に語り伝える」等など、これらも、すべて、被災地のため、日本のための、立派な『今、自分にできること』だと思います。
つねに、心で応援(サポート)
ときどき、今の自分にできる小さな行動(アクション)
『がんばろう 日本』 は被災地に向けた言葉ではなく、私たち自身への言葉です。
応援よろしくお願いします。
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こんにちワン
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こんばんワニ
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まほうのことばで たのしいなかまが ポポポポ~ン
今回の、災害復旧支援(避難所運営支援)では、避難生活をしている方々と接することで、見えてきた課題や、その大変さのほか、助け合いの心や絆など、多くのことを学びました。
中でも、あいさつから始まる ”ことば” を通して深まっていく、信頼関係や絆というものを強く感じました。
以下、今回のメンバーが、次の仲間(次期派遣メンバー)へ残したメッセージを紹介します。
8日間の業務を続ける中で、こんな嬉しい変化がありました。
あいさつを返してくれた方とは、世間話ができるようになりました。
お辞儀をしてくれた方は、あいさつを返してくれるようになりました。
目を見て通り過ぎた方は、お辞儀をしてくれるようになりました。
下を向いて通り過ぎていた方は、目を見てくれるようになりました。
わずか8日間でしたが、たくさんのことを学ばせていただきました。
ありがとうございました。
災害復旧支援(ボランティア)に関する記事は、最終回です。
次回からは、今まで通りの「レオとティータイム」になります。
これからも、応援、よろしくお願いします。
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8日間の被災地支援業務を終え、帰路についています。
さすがに、かなり疲れてたいへんでしたが、被災をされた方や、避難所生活を余儀なくされている方たちは、私たちが経験した不自由や苦労とは、比べものにならないほどの、辛い経験や苦労、不自由を続けられていることを考えると、今回の支援で終わりにするのではなく、これからも、できることを見つけて、継続的に取り組んでいきたいと思いました。
声を大にして言いますが、現地に行ってボランティアしたから、すごいとか、えらいとかは、絶対にありません。
自分は、たまたま、今回のボランティアの機会を与えられ、会社の理解を得られ、まわりの多くの人たちの協力や応援があったから、この業務に携われただけで、ボランティアというものは、時や場所、形態にこだわることなく、できる時に、できる人が、できることをやればいいことだと思います。
たくさんの貴重な経験をさせていただいたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
間もなく、帰ります。
沿岸部までの往路において、車内で毎時1.41マイクロシーベルトを観測した地点を帰路でも通ったので、車を降りて計測をしてみました。
ここは、飯舘村の北西地点で、地上1mの場所で1.91マイクロシーベルト/毎時を示していました。
これは、かなり高い数値で、避難指示の出ている地域と同様、または、それ以上の値と言えます。
さらに驚くのは、草村に近い地面に置いて計測を始めると、放射線量測定器の警告音が鳴り続け、その値は、なんと、最高で6.00マイクロシーベルト/毎時を示しており、一瞬、背筋が寒くなりました。
聞くところによると、牧草から放射性セシウムが検出されやすいように、葉が降りそそいだ放射性物質を受けとめてしまうらしく、地表に落ちて土と混ざり合わないため、高い値が続いてしまうと言われているそうです。
きっと、原発の水素爆発により放出された放射性物質が、この付近にも、多く降りそそいだのではないでしょうか。
相馬市に近づくにつれて、放射線量の数値が下がっています。
高い数値を示したのは、福島第一原発から北西方向の、飯舘村を結ぶライン上でした。
この調査からも、そのことは明らかと思われます。
それにもかかわらず、国の避難指示は、20、または、30Kmで一律であったり、川俣町や飯舘村など、特に放射線量の高い地域のみとなっています。
はたして、これで大丈夫なのでしょうか。
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