警官に注意 !
ルーマニアの首都、ブカレストでは警察官に注意が必要です
ガイドブック等でも有名な、偽警官については言うまでもありませんが、本物の警察官にも注意が必要です。
ルーマニアでは、社会主義時代の名残か、外国人登録者が所有する乗用車には、「外国人ナンバー」と呼ばれる赤い目印の付いたナンバーが取り付けられます。
警察官の中には、これらの外国人ナンバー車をターゲットに、次のような手口で取り締まりを行う者がいるのです。
ルーマニアでは、信号機のない横断歩道に渡ろうとしている人がいる場合、必ず止まらないと罰金になるため、「横断歩道で止まらなかった」とか、「信号無視をした」など、適当な理由を付けては、外国人ナンバー車を呼び止め、難癖を付けはじめるのです。
当然、こちらに非はないわけですから、「正当性」をしっかりと説明して納得させれば問題ないのですが、言葉の問題などもあり、急いでいるときなど、この時間がもったいなかったり、面倒くさかったりするので、5万レイ(当時、日本円相当で約250円)または、10万レイのお札を握らせる=渡すと、簡単に無罪放免にしてくれるのです。
もちろん、これらの現金の授受は違法ですから、現金の受け渡し方法にも注意が必要で、一番のオススメ方法
は、確認のために渡す免許証入れに小さく折りたたんだお札を挟んで渡す方法です。
このほか、直接手で渡す場合は、車の窓ガラスより上に出さず、(周りから見えてしまうから)車内の低い位置でお札を差し出し、警察官に手を差し入れてもらい、その手に握らせる方法もありました。
笑ってしまうのは、これらの注意や渡し方などの情報が、本気で現地在留のための引き継ぎマニュアルに入っていたという事実です。(あくまでも、私の場合であり非公式です。あしからず)
これらは今から7,8年前の話で、念願のEU入りを果たした現在ではどうなっているか分かりませんが、ルーマニアを訪れる機会があるようでしたら、偽警官やぼったくりタクシーなどとともに、本物の警察官にも気をつけてください。
↓ ブカレスト大学近くの革命広場周辺で取り締まりをする警察官(本物)
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