汚染状況重点調査地域のため放射線量測定器を購入!
東京電力福島第一原発の事故による放射能汚染について、環境省は12月19日、東北・関東地方の8県102市町村を「汚染状況重点調査地域」を発表しました。
目安とされる数値は、次のように示されました。
追加被ばく線量が年間1ミリシーベルト以上を指定要件の基準とし、これを空間線量率に換算した場合に、空間線量率が毎時0.23マイクロシーベルト以上の地域を汚染状況重点調査地域に指定する。
leoパパ家のある群馬県も、この調査地域にあたっていて、かねてからホットスポットと呼ばれる高い値を示す汚染地域があることが指摘されていました。
<マップはこちら>
昨年5月、災害復旧支援ボランティアとして、福島県の避難所に行った際に、友人が持っていた、ガイガーカウンターとよばれる放射線量測定器を借りて持って行きました。
<実際に計測した記事はこちら>
・ 災害復旧支援ボランティア(福島県あづま総合運動公園内設置の避難所)
実際に測定をしたにより、高線量値(ホットスポット)の存在を知っていたし、報道もされていただけに、震災から9か月も経過した今になって、「調査地域」の指定という、あまりにも遅い対応に、いらだちを覚えました。本来なら、「調査」などすぐに終え、すでに対応に当たっている必要があったはずです。
市販の携帯型のガイガーカウンターでも、十分に線量測定に役立つことを経験し、自分でも測定器が欲しいと思っていましたが、震災直後から秋口までは、ガイガーカウンターの需要が一気に高まり、その品薄から価格が急騰し、一時は、定価の数倍以上に跳ね上がり、通常数万円以下の携帯型でも10万円以上で売られていました。
最近になって、供給が十分となり、一気に価格が下がったので、購入を決めました。
この機種 Soeks 01M(ロシア製) は、Amazonで13,800円で購入しました。最近、それまでの約2万円から一気に値が下がりました。
ちなみに、友人から借りた機種、RD1503(ロシア製)も、Amazonで11,800円で買うことができます。
東日本にお住まいのご家庭では、購入をオススメします。自身でガイガーカウンターを持つことで、身の回りの放射線量に興味をもち、リスク回避の生活を心掛けるとともに、除染についても、その対応がなされるように声を上げていくことも大切だと思います。
ネット上には、その性能に関する記事や、使用した口コミ情報、実際の測定を撮した動画など、多くの情報があるので、大変参考になります。この2機種についても、コストパフォーマンスとしては上出来で、簡易測定による参考値として活用するには、十分の性能をもっているようです。
実際に、原発の影響が少ないとされる関西地域と関東以北では、数値の桁が、明らかに一ケタ違うことからも、その影響の深刻さが見て取れます。
ただ、その影響が、すぐに目に見えないだけに、「騒ぎすぎ」と口にする人もいますが、5年後、10年後に後悔するよりは、今現在、自分の注意や努力で取り除けるリスクの回避は、出来得る限りしておいて損はないと思います。
特に、身体の小さな赤ちゃんや子ども、もちろん、ペット動物などへの影響はより大きいとされているので、注意が必要となるでしょう。
今後も、最新の情報収集とともに、十分な注意をしていきたいと思います。
(参考)
・ 朝日新聞2011年12月19日(除染対象の8県102市町村公表 費用は原則国が負担)
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なるほどね。
ちょっと距離があるので今ひとつ緊張感がないのですが、
花粉の季節はちょっと心配しています。
くっついてくるかも、って。
投稿: masshy85 | 2012年1月 4日 (水) 00:13
masshy85さん、こんばんは。
千葉はちょっと危ないけど、そっちは平気だったんですよね。
現在の汚染地域は、3/14の3号機の爆発のときに降り注いだ放射性物質の問題なので、そこから、花粉とかで飛散することは考えにくいようなので、心配いらないようですよ。
たぶん、そちらは、一ケタ低い数値だと思います。
投稿: leoパパ | 2012年1月 4日 (水) 00:56