レオとティータイム

７月２４日正午以来、一週間の地デジ難民生活に耐え、ついに、我が家のテレビに、地デジ放送が映るようになりました。

　祝　一週間遅れの地デジ視聴開始　

もともと、前橋中継局（榛名山）の電波が山陰により受信できない、難視聴地域のため、VHFアンテナと、UHFアンテナの両方を使い、埼玉県方向からのアナログテレビ電波を受信していました。

　　ちなみに

　　　VHF （Very High Frequency）　超短波

　　　UHF （Ultra Higa Frequency）　極超短波

　　というそうです。

UHFアンテナが、榛名山方向を向いているのは、５年前に地デジ電波の試験放送が始まった直後に、アンテナの向きを変えて、受信にチャレンジした証拠です。ただし、結果は、受信レベルが低すぎて視聴不可でした。

我が家一帯が、山陰により前橋中継局（榛名山電波塔）の電波が受信できない、地デジ難視聴地域だったため、その解消のために、昨年、榛名山とは逆方向（赤城山方向）から、榛名山の麓（難視聴地域）めがけて、地デジの中継電波の放送が開始されました。

素人考えでは、榛名山頂と赤城山頂の両方に電波塔を立てて、その両方から電波を出せば、電波はクロスして、どちらの山の麓もカバーして、いいように思いますが、一カ所に複数の電波が当たると混乱し、ゴーストと呼ばれるダブり現象のような乱れが生じるため、それをふせぐために、やたらと電波塔を立てられないのだそうです。

それを解消すべく、注目して欲しいのは、反対側を向けたアンテナの素子の向きです。

当初、水平方向だった素子を、反対に向けると同時に、素子を垂直方向に設置したのがわかると思います。

前橋中継局から出されている電波が水平偏波であるのに対して、新たに逆方向から出された電波は垂直偏波と呼ばれる縦方向の電波の出し方にして、複数電波塔からの受信による映像の乱れを防ぐ工夫がされているのだそうです。

こうして、我が家のテレビに、初めて地デジ電波がやって来ました。

そして、ついに、地デジ難民から脱することができました。

多くのみなさんに心配をしていただき、本当にありがとうございました。

アンテナ工事の申し込みをしたときに、アンテナの向きを変えただけでは受信できず、アンテナ交換が必要になった場合は３万円程度、ブースター交換も必要になった場合は、さらに数万円必要になるといわれていたので、今回、アンテナの向きの変更・調整のみと、安く済んだので、ラッキーでした。

これで、テレビっ子の復活です。

なんだか急に、NHKラジオ第一放送の地デジ難民生活が、懐かしく感じられました。

感想コメントや ポチッと応援クリックしていただけるとレオが喜びます。　毎日見ていただいて、ありがとうございます。
にほんブログ村