供給と需要のミスマッチを考える
被災地をはじめ、避難所で必要としている物は、日々、変化しています。
震災当初は、まだ雪の降る寒い時期だったので、暖房用の燃料不足も重なり、とにかく暖をとるための、毛布や冬物衣料がすぐにも必要でした。
あれから2ヶ月半経ち、今では、倉庫に溢れんばかりに山積みされた、冬物衣料のダンボール箱。その他にも、ここでは必要としていない、または、満ち足りている物などが、行き場を困っていました。
全国各地から、そして世界各国から寄せられる物資は、自分も少しでも力になりたい!という善意の代物です。
しかし、日に日に変化していく、現地のニーズは、時として、その善意を邪魔者へと変えてしまいます。
皮肉なものですが、これが現実です。このミスマッチの解消は、大きな課題だと考えさせられました。
コメント