膝蓋骨脱臼手術から一年!
ちょうど一年前の出来事でした。
平成21年6月30日の夕方、いつものように家の中を思いっきり走り回っては、おもちゃを追いかけ回していたレオでしたが、急に方向転換をした際、フローリングに足を滑らせ、「キャィン」と痛々しい叫び声を上げたと同時に、左脚を引きずってしまいました。
膝蓋骨脱臼がヨーキーに多いケガであることをしっていたので、それを見たとたん、「やっちゃったー」と思い、すぐに駆け寄り抱き上げ、19:00まで診察をしている近くの動物病院に駆け込み診てもらいました。
すると、「うーん、脱臼らしいけど、元に戻ってるようだから、少し様子を見ましょう」と、何の処置もしてくれませんでした。
何らかのひょうしで、膝関節は元に戻ったらしく、脚を着いて歩けるようになりましたが、少し大きな動作をとるたびに、「キャィン」と痛そうな泣き声をあげるようになってしまっていたので、翌日、レオの主治医でもある北軽井沢動物病院に連れて行きました。
すると、知識も技術も確か、さらに数多くの症例をこなしているスーパー獣医の院長先生は、レオの膝を指で触っただけで言いました。
「うーん、膝の靱帯がずれちゃって、膝から下の脚が外向きになっちゃってるねぇ。後々のことを考えると、手術をして治してあげた方がいいねぇ。手術は、膝に人工靱帯をつけて膝のお皿を直して、脚の向きを矯正してあげるようにするんだけど、うちでは、毎月いくつかやってる症例だから、心配はいらないよ。一日入院でできるからね。」
ということで、7月6日に入院手術をして、翌日、七夕の日に連れて帰りました。
<主な手術および治療内容>
一泊入院、皮下注射、静脈内カテーテル、点滴注射、レントゲン2方向、麻酔前処置(鎮静、鎮痛、筋弛緩処置)、注射麻酔(全身)、ガス麻酔(1時間)、人工呼吸装置使用、心電モニター、呼吸モニター、ロバートジョーンズ圧迫包帯、膝蓋骨脱臼整復再発防止術
手術から帰ってきた直後の様子です。
とても痛々しい姿になってしまいました。
手術から2週間の固定が必要なため、7月21日に包帯がとれることになりました。
その間、左脚がまったく動かせないため、歩くのはもちろん、オシッコをするにも苦労しながら、2週間を過ごしました。
不自由な脚を抱きかかえるようにして寝ていました。レオはストレスに弱い子なので、2週間の間、食欲が落ちたり、時々、下痢をしたりして、とてもかわいそうでした。
2週間が経過し、7月21日、ようやく包帯をとってもらいました。
手術の痕が痛々しい限りでした。「レオくん、よく頑張ったね」
あれから、ほぼ一年が経過しました。
今では、再発をしないよう注意して、以前のように、おもちゃを遠くまで投げるのを控えたり、急な動きをさせないように気をつけたりしています。
今年の5月には、尿石のカテーテル手術をしましたが、9歳になったレオが、これからは、大きなケガや病気もせずに、元気でいてくれることを願っています。
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