ほぼ毎朝配られる菓子パンが山積み
朝食として配られるメニューの基本形は、菓子パン2個、おにぎり1個、牛乳1本です。
しかし、連日のこの菓子パンは、わずか数日続いただけで、食べるのが辛くなってきます。
このことからも、ここで、もう2ヶ月以上も生活されている方々の気持ちも、察することができます。
これらの菓子パンが、どういう手続きで、あるいは善意で届くのか分かりませんが、ここでも需要と供給のミスマッチが起きています。
しかも、種類によっては、翌日に消費期限をむかえるパンも大量に運ばれてきます。
もちろん、翌朝、食べ切れずに残ったパンは、消費期限切れから数日間までには、我々ボランティアのメンバーで消費する努力をしますが、これにも限りがあり、食べ切れなかった分は、仕方なく廃棄せざるおえません。
時には、ダンボール箱数個の廃棄もあり、心が痛みます。
そんなことを考えながらも、朝食に、おかずは無くとも、炊いたご飯と温かい味噌汁、梅干しと海苔だけでもいいから、提供できないものかと考えてやみません。
近隣の小さな避難所では、もとの場所のコミュニティーとともに、みんなで協力して、毎日炊き出しをしているところもあるそうです。
しかし、ここのように、500人以上となると、現在のような形態でしか対応仕切れないこともよく理解できるだけに、考えるのも辛くなります。
ただ、希望の光がないわけではありません。
以前まで、ここの施設2階で営業していたレストランに足りない機材を運び込み、朝食の炊き出しを、現在検討しているそうです。
ぜひとも、実現することを願っています。
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